
大人になって今更・・・児童文学なんて文字通り子供の本でしょと思われる
方が多いと思います。
ちょっと待ってください。
50代になった今だからこそ読んでほしい。あの頃には気づかなかった
たくさんのことに気づけます。
そしてとても心に染みるというか「ハッ」した気づきを教えてくれます。
ワクワクすることが中々難しくなってきた年齢ですが児童書は
そのワクワクをいっぱい感じさせてくれる本です。
とっても格好いいヒーローだったり、夢の中のようなファンタジーの世界や
ドキドキする冒険の世界など。
読み進めていくうちに不思議と自分も物語の登場人物の1人になったような感じがして
次々と読み進めてしまうぐらい夢中になれるのが児童文学です。
様々な人生の経験をしてきた今だからこそ違う世界が見えるかもしれません。
私が読んで夢中になったオススメをご紹介します。
妖怪アパートの幽雅な日常 香月日輪
この本は、私がお仕事帰りに日々、書店にプラプラ寄っていた頃に出会った本です。
表紙のイラストのインパクトに誘われて。
その当時はが2巻までしか文庫化されていませんでしたので何故かその2巻を
握りしめてレジへ並んだことを今でも覚えています。
読み進めていくうちに、止まらなくなり翌日の仕事帰りに児童書コーナーへダッシュ。
残りの児童書を全巻大人買いしてしまいました。
主人公の男子高校生の成長物語なのですが、題名の通り妖怪アパートが
彼の住む場所です。
主人公の悩みや周りの大人達が中々の曲者ぞろいですが、みんなその人なりに
とても優しく主人公を見守ってくれています。
主人公を信じてそっと見守る。こんな大人でいたいと思います。
作中の『どうにもならないことがあって、自分の力ではどうしようもないけれど、
いつかうまくいくと信じて、自分の日常に受け入れる。』主人公の前向きさに
元気をいっぱいもらいました。
こちらはアニメにもなりましたし、コミック本も出版されています。
「妖アパにはまる大人続出」と言われた本です。
精霊の守り人(守り人シリーズ) 上橋菜穂子
こちらはNHKで綾瀬はるかさん主演でドラマ化されましたので、ご存知の方も多いと思います。
児童文学といえば「上橋菜穂子」さんを外すことはできません。
人の世と精霊の世が入り混じった世界で、女用心棒のバルサが精霊の卵を宿した
新ヨゴ皇国の皇子チャグムの用心棒となり命がけで、彼を守る物語です。
最初、主人公がバルサという30歳の女用心棒ってどうなの?と思いつつ
読み進めていきましたが、バルサがかっこよすぎて。
そしてバルサと旅をしていくうちに皇子チャグムが
とてもしっかりと成長していくところにも惹かれていきます。
デルフィニア戦記 茅田砂胡
こちらの本も書店ぷらぷら中に見つけた本です。
現在も外伝やスピンオフなど現在も続編?が出版されています。
2017年には舞台化もされています。
異世界から主人公リィがデルフィニアという国に落ちてきて放浪の戦士ウォルと出会い
主人公のリィがおもしろいからと放浪の戦士ウォルに力を貸して正義を貫く異世界
ファンタジー作品です。
自分をではなく、自分の大切な人を守るために戦う。
戦記なのでたくさんの登場人物があらわれますが、どの登場人物も絶妙に濃い?キャラです。
ですが、どのキャラもとても魅力的に描かれています。敵キャラも。
もちろん戦いのシーンはたくさん描かれているのですが、その戦いの中でも
ほっこりするような会話や、平時での皆の暮らしの中での会話のやりとりも
とても魅力的です。
この本が好きな方はそれぞれの推し!がきっといるはずです。
主人公たちが負けるわけがないと頭でわかっているのにドキドキワクワクして
読んでしまいます。
仲間を心から大事にするということ。仲間を信じるということ。
棚ぼたで幸運はやってこないこと。自分が信じた道を進むこと。などを
教えてくれた本です。
まとめ

今回、こちらでオススメさせていただいた本は、私の中の最高の本たちです。
どの本も何回読み返したかわからないくらいに。
当初は、児童書だから軽く読めると思った自分を今は激しく叱りたいと思います。
大人になった今だからこそ、色々と考えることや感じることがあると思います。
秋の夜長に読書をして日常を忘れる時間を作ることも心と頭のリラックスに
良いと思います。