曜変天目茶碗とは、天目茶碗のうち最も価値のあるものとされています。
中国の南宋時代の福建省の建窯という窯で焼かれたとされている漆黒の茶碗で内側に星のように見える大小の斑紋が美しく斑紋の周りに美しい光彩ができたものを曜変天目と呼ばれています。
また、現存するものは世界に3点しかなくそのすべてが日本にあります。
3点とも国宝に指定されいて、そのうちの1点は重要文化財に指定されています。
現存する3つの曜変天目茶碗がどこにあるのかをご紹介します。
稲葉天目と言われる曜変天目茶碗 静嘉堂文庫美術館蔵
こちらの美術館は三菱2代目の社長、岩崎彌之助とその息子で4代目社長の岩崎小彌太が集めた美術品を収蔵・展示している美術館です。
2022年10月に東京の丸の内に移転され現在「静嘉堂創設130周年・新美術館開館記念展Ⅰ響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―」という展覧会を開催しています。
今回の展覧会では「曜変天目茶碗」が展示されています。
会場 静嘉堂@丸の内(東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1階)
会期:2022年10月1日(土)~12月18日(日)
前期:10月1日(土)~11月6日(日)
後期:11月10日(木)~12月18日(日)
ぜひ、この機会に国宝の曜変天目茶碗の実物を見に行ってみてはいかかでしょうか。

曜変天目茶碗のぬいぐるみ

ほぼ実寸大の 曜変天目茶碗をぬいぐるみにして販売をしているそうで、こちらは注文が殺到しているようです。
国宝をぬいぐるみにする発想がおもしろいですね。
私もとっても興味があります。
5,800円なら買ってもいいかも・・・と思ってしまいましたが現在売り切れ中なのだでそうです。
再販されるのかどうかは、今のところわかりませんが再販されれば予約がまた殺到しそうです。
斑紋が外側に現れている曜変天目茶碗 藤田美術館蔵
こちらの美術館は、藤田財閥の創設者の藤田伝三郎と長男藤田平太郎と次男の藤田徳次郎のコレクションを展示しています。
曜変天目茶碗は2代目総帥の藤田平太郎が入手したそうです。
現在の藤田美術館の館長は藤田清さんは藤田伝三郎から数えて5代目にあたるそうです。
2022年4月にリニューアルオープンしました藤田美術館。
そのオープンの時の家庭画報のインタビューで館長の藤田清さんが曜変天目茶碗の展示について次のように答えらっしゃいます。

場所 大阪市都島区網島町10番32号
アクセス JR 大阪城北詰駅 3番出口より徒歩 1 分
京阪京橋駅 片町口より徒歩 10 分
大阪メトロ長堀鶴見緑地線京橋駅 2 番出口より徒歩7分
開館時間 10:00~18:00
特別展にしか出展されない曜変天目茶碗 大徳寺龍光院蔵

龍光院は初代筑前福岡藩主の黒田長政が父の黒田孝高の菩提を弔うために建立されました。
臨済宗大徳寺派大本山大徳寺の塔頭です。
国宝や重要文化財の建物、美術品を多く所有していますが非公開ですので
観光目的での拝観はできません。
ですが、こちらの所有の美術品は各地の展覧会などで貸し出されることがありますのでその際にご覧いただくしか方法はありません。
2019年には「MIHO MUSEUM」で大徳寺龍光院国宝「曜変天目と破草鞋」という展示会で公開されていました。
2022年10月には京都国立博物館で「京に生きる文化ー茶の湯ー」という展示会で10/8~10/23の間に公開されていました。
まとめ

現存する3つの曜変天目茶碗は日本に全てあることがとても素晴らしいことですね。
再現不可能と言われている曜変天目茶碗を一度この目で見てみようと思います。
まずは、曜変天目茶碗のぬいぐるみの再販を待ちたいと思います。
